新宿区マンション管理士会は、毎月第一・第三水曜日、午後1時から4時まで新宿区役所一階ホールで無料相談会を開催しています。
私も参加していますが、考えさせられることがあります。
相談より苦情窓口と思っているのか、相談内容の説明よりも、感情的な言葉で相手を誹謗し、自分の意見・行動の正当性を長々と話し、相手を反省させてもらいたいと話す人がいます。
また管理規約や管理委託契約書を読んで無いのに、自分の主張を理解しない相手が悪いと話す人もいます。
そこで私は、相談者の話を聴くことに重点を置きました。相談内容を知るよりも、何が相談者の気持(感情)を傷つけたのか、感情に添うように話を聴いていると、少しずつ感情的な言葉が少なくなり、ご自身で相談内容を整理して話をするようになります。
また相談内容によっては、解決する方法がない場合もあります。どうすれば、相談者と、相手方双方が満足するのか、法律、管理規約、その他契約書の各条項とその解決の方法が矛盾しないか、一緒に考えることで、相談者が自分自身で相談内容の解決法を整理しているようです。
解決策が無いときは、対策のいくつかを提案して、実行してみるとか、しばらく相手の様子を見るとかして、その結果、再度無料相談会にくるよう話して終えることもあります。
実務の方法は、いろいろあるのでしょうが、マンション全体のため、話し合える環境を整えることが大切で、感情的な対応は、しこりを残します。
話し合いでは、「和」を大切にして。それができないときは、マンション区分所有者・居住者が問題の内容を理解し、何が公平なのか話し合って決めるように考えることが大切だと考えます。
また予測できる問題については、管理規約、細則等でルール、手続を明確にして予防に努めることが大切と感じました。 |